09:50〜10:00 | 開会の挨拶とガイダンス 日本塗装技術協会 アンコール講演会実行委員長 |
講演1 | 「塗装表面欠陥検査システムの紹介」 |
10:00〜11:00 | リコーエレメックス株式会社 産業機器事業部 営業室 商品企画G 近藤 聡仁 |
| 塗装品表面検査は目視検査されており、未だ多くの面で課題(流出防止/品質管理/検査員育成)が存在します。検査自動化にてそれら課題の解決をお手伝い致します。塗装表面に発生するブツ、ハジキ等の欠陥を特殊な目(撮像機器)と脳(判定ソフト)を使い自動検査が可能になっています。さらに検査結果データを自動集計/分析する事で塗装工程へ改善のフィードバックを行います。 「不良を見つける検査」から「問題解決につなげる検査」への転換で収益改善のお役立ちを狙います。 |
休憩(5分間) |
講演2 | 「コーティングス事業とサステナビリティ」 |
11:05〜12:05 | BASFジャパン株式会社 コーティングス事業部 自動車塗料部 マネージャー 江森 野歩 |
| 昨今はSDGs、ライフサイクルアセスメント、カーボンフットプリント等々の「サステナビリティ」に関連する単語を耳にする機会が多い。そして、「サステナビリティ」は私達の生活や仕事に変化をもたらす要因の一つになってきている。塗料・塗装に携わる一化学メーカーとして、我々を取り巻く環境や今後の展望等を幾つかの事例を交えて紹介する。 |
昼食休憩(60分間) |
講演3 | 「エレクトロスプレー技術を用いた高塗着効率塗布システム」 |
13:05〜14:05 | アネスト岩田株式会社 コーティングシステム部 装置技術開発グループ EAC技術チーム 柿崎 翔志 |
| 塗着効率は塗布において重要な要素であり、塗着効率が低ければ液剤消費が多いだけでなく、作業を行う環境保全設備で余計にエネルギーを消費する。特に微細なワークでは塗着効率が低く、このような問題が顕著となる。 今回紹介するEAコーティングは静電噴霧方式を採用しており、少流量で高塗着効率であるため、微細なワークにおける上記問題への有効な手立てとなると考えている。 |
休憩(5分間) |
講演4 | 「スライドドア内板塗装自動化の取り組み」 |
14:10〜15:10 | 本田技研工業株式会社 車体生産技術部 古野 賢也 |
| 内装塗装自動化技術について過去から取り組んでおり、拠点特性/生産機種により自動化方案を最適化してきた。スライドドア機種にあたっては、ドアを別体とすることで自動化生産しているが、ボディ一体とする自動化技術の確立は難易度が高かった。そこでドア治具と開閉ツールを自社開発し、これを実現した。 本講演では、これまでの内装自動化への取り組みを紹介する。 |
休憩(5分間) |
講演5 | 「塗装工場カーボンニュートラル(工場CN)の取り組み」 |
15:15〜16:15 | トヨタ自動車株式会社 車両製造技術開発部 環境G GM 加藤 大雄 |
| トヨタでは脱炭素機運の向上から、2035年カーボンニュートラル(CN)達成を目指している。達成には低CO2生産技術の開発・導入によるCO2排出量の削減が必須であるが、CNをモノづくり改革のチャンスと捉え、積極的に取り組んでいる。トヨタの取り組みと塗装工場のCO2削減について例を挙げてご紹介する。 |
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