9:50〜 | ガイダンス 日本塗装技術協会 セミナー委員会 |
講演1 | 「電着塗装設備の変遷と今後の課題」 |
10:00〜11:00 | 株式会社大氣社 塗装システム事業部技術企画室 室長 松原 出 |
| 電着塗装の歴史を設備側から振り返ると、基本は不変であるが、ゴミブツ低減や塗料回収・排水削減などの問題についていろいろな改善が実施されてきた。また現在は、搬送設備まで含めた改善例も出てきた。ここでは、それらの概要について紹介する。 |
講演2 | 「ロボット塗装システムが可能にする環境への負荷低減」 |
11:0〜12:00 | エービービー株式会社 ロボティクス事業部ペイントラボグループ 岩田 琢 |
| 天井吊りロボット塗装システムにより、自動塗装ブース面積の縮小化が可能となり、ブース空調エネルギーの大幅低減を可能とした。さらには、新型塗装システムの導入により塗料使用量、塗料ロスを削減することができる。ここでは、これらの最新塗装技術動向と、環境負荷低減への貢献を概説する。 |
昼食 & 当社歴史館見学(60分間) |
講演3 | 「部品塗装の新技術」 |
13:00〜14:00 | タクボエンジニアリング株式会社 代表取締役 佐々木栄治 |
| 吊り下げロボット・回転塗装等の要素技術をパッケージ化した塗装システム、遠隔地ロボットへのデータ転送塗装、IHによる超短時間乾燥‥など、革新が現実化する低炭素社会に対応した小物部品塗装の世界を紹介する。 |
講演4 | 「リーン・グリーン・コンパクト上塗ブースを目指して」 |
14:00〜15:00 | いすゞ自動車株式会社 車両技術部塗装技術グループ シニアスペシャリスト 田村吉宣 |
| 昨年9月に立ち上げた「いすゞ藤沢無人上塗ブース」について「現在・過去・未来」の時間軸でリーン・グリーン・コンパクトを目指し続ける戦略と技術を語る。 <パリ塗装国際会議SURCAR「特別賞」受賞、日本塗装技術協会「技術賞」受賞> |
休憩(15分間) |
講演5 | 「自動車塗装の将来展望」 |
15:15〜16:30 | トヨタ自動車株式会社 車両技術本部車両材料技術部 シニアスタッフエンジニア 児玉 敏 |
| カチオン型電着塗装を中心とした自動車防錆技術や霧化塗装による中上塗りの意匠外観形成技術は、長期間に亘りグローバルスタンダードとして確固たる地位を築き上げてきた。しかし、近年の自動車を取巻く環境の変化から新たな技術構築に向けた試みも始まっており、その将来展望についていくつかの観点から考察する。 |