主　催　　：　日本塗装技術協会
協　賛　　：　日本化学会、色材協会、日本塗装工業会、日本防錆技術協会、表面技術協会
　　　　　　　 日本自動車車体工業会、日本塗装機械工業会、日本工業塗装協同組合連合会
　　　　　　　 日本塗料工業会、日本塗料検査協会、応用物理学会、高分子学会、自動車技術会
　　　　　　　 材料技術研究協会、静電気学会、土木学会、日本印刷学会、粉体工学会
　　　　　　　 日本金属学会、日本建築学会、日本建築仕上学会、日本鉄鋼協会
　　　　　　　 日本粉体工業技術協会、日本レオロジー学会、腐食防食協会、日本油化学会
　　　　　　　　(順不同)(予定)

期　　日　：　平成２７年　８月２８日（金）　１３：００〜１６：３０
会　　場　：　八重洲博多ビル11階Aホール
　　　　　　　 福岡市博多区博多駅東2丁目18番30号　TEL：092-472-2889
　　　 　　　　 ■　アクセスマップサイト

・ 福岡空港…地下鉄空港線博多駅下車 　 東5番出口より徒歩約5分 ・ JR博多駅…徒歩約5分 ・ 地下鉄博多駅…徒歩約5分

　要旨
　日本塗装技術協会は、50年間以上さまざまな業界において塗料・塗装に携わる方々と技術交流を続けてきました。当セミナーも「技術交流及び伝承、発展の場として有効である」事を目標に活動を続けています。より多くの方々に聴講して頂く為に、昨年に引き続き、今年も福岡講演会を開催致します。
　今回は、平成26年度の3回の講演会のアンケートにおいて最も評判の高かった3テーマでのアンコール講演とします。
　「自動車塗料・塗装の最新技術を中心として」のタイトルで、欧米での自動車塗料の最新トレンド情報、既存の塗装とは異なる家電におけるプレコートの世界、実際に自動車塗装の現場において取り組まれた、外観仕上がり性・塗膜性能を維持し、VOC・CO₂排出量の低減、コストの低減を図り、尚且つあの“魂の赤“　『ソウルレッﾄﾞプレミアムメタリック』を上市した実例を報告いただきます。
　講演に参加いただき最新の情報に直接肌で感じていただき、今後の活動の一助になればと思います。

プログラム

13:00〜13:10	開会の挨拶とガイダンス　　　　日本塗装技術協会　セミナー委員会
講演１	欧米を中心とした自動車塗料の動向
13:10〜14:10	ＢＡＳＦジャパン 株式会社　コーティングス事業部　研究開発部 シニアマネージャー　森 聡一
	自動車塗装における各塗膜層の最近の欧米の動向を、ショートプロセス塗装、クリヤーコート技術を中心に紹介する。カラーおよび設備の動向なども合わせて報告する。
休憩（１０分間）
講演２	家電用プレコート鋼板について
14:20〜15:20	新日鐵住金株式会社　技術開発本部　鉄鋼研究所　表面処理研究部 主幹研究員　植田 浩平
	家電用プレコート鋼板について、その薄膜均一な高速製造性や、張出成型性を担保する塗膜構造、さらに熱溶融ビーズによるユズ肌調耐疵付き性付与、親水性添加剤の表層濃化による耐雨だれ汚染性付与について解説を行う。
休憩（１０分間）
講演３	揮発性有機化合物とＣＯ２を同時に削減する新塗装技術『アクアテック塗装』
15:30〜16:30	マツダ 株式会社　技術本部 車両技術部 マネージャー　篠田 雅史
	自動車の中上塗塗装の工程革新によって、生産シャットダウンなしで、既存の油性塗装ラインを水性塗装へ切り替え、８５ｍ超短縮ブース／ＶＯＣ１５ｍ２／水性塗装に伴うエネルギー増加オフセット／塗膜性能向上／高意匠カラーを実現したアクアテック塗装を紹介する。
16:30〜17:30	交流会（名刺交換会）　 於：11階Bホール 講師、講演会参加者、委員 （講師の方が都合により参加頂けない場合もありますので、予めご了承下さい。）

講師、プログラムの内容が変更になる場合もございます。