講演13 | 鉄道鋼橋りょう塗替え塗装における塗装の自動化に関する検討 |
研 究 者 ○印発表者 | ○市川 昭人、中岡 豊人、竹内 徹、*露木 寿、* 内藤 孝和 |
所 属 | 関西ペイント株式会社 CM研究所、*東日本旅客鉄道株式会社 |
概 要 | 鉄道鋼橋りょうの塗替え作業現場は海岸付近から山岳地帯まで全国各地にあり、酷暑や寒風に曝される厳しい環境下での高所作業の危険性、熟練工の減少など様々な問題を抱えている。
備蓄タンクやガスホルダー等の大型建造物や高速道路等の鋼橋りょうなどの屋外塗装現場でも同様の問題を抱え、多くのメーカーがこれらの問題を解決するため塗替え塗装の自動化を検討してきた。周辺環境、作業環境への配慮のため、飛沫の少ないローラー塗装方法は大手橋りょう管理会社も採用しているが、接触式塗装のため塗装面凹凸(5o高さ程度)に追従できず、添接部(ボルト列)などが多く存在する鉄道鋼橋りょうには不向きである。そこで、塗装面に接触せずに塗装できるスプレー塗装方法を用い、鉄道鋼橋りょうの箱桁を対象とした塗替え塗装の自動化について検討したので、その結果について報告する。 |