9:50〜10:00 | 開会の挨拶とガイダンス 日本塗装技術協会 セミナー委員会 |
講演1 | 「機能性コーティングの基礎理論と先進材料の創製」 |
10:00-10:50 | 社名 : テクノアートA.T. |
| 役職・氏名 : 代表 武井 厚 |
| 現在、各種コーティング技術によって、機能性材料が創製されている。本講演では、まず機能性コーティングの材料や適用動向を俯瞰し、続いてPVDやCVDなどのドライプロセス表面処理について、その基礎理論及びそれらの技術によって創製され、工業的に利用されている機能性先進材料を取り上げて述べる。 |
講演2 | 「耐環境機能性コーティング研究」 |
10:50-11:40 | 社名 : 独立行政法人 物質・材料研究機構 |
| 部署 : コーティング・複合材料センター コーティンググループ |
| 役職・氏名 : 主席研究員 村上 秀之 |
| ジェットエンジン等内燃機関の高効率化のための耐熱コーティングの高性能化、硬質Crめっき代替コーティングの開発等、耐環境コーティングへの要請は日増しに高まっている。本講演では、耐高温、耐磨耗コーティングの開発や、それらを基盤とした機能性コーティングの提案等、物質・材料研究機構(NIMS)で進められている研究トピックを紹介する。 |
昼食休憩(60分間) |
講演3 | 「親水・防汚を目的とした薄膜コーティングと応用例」 |
12:40-13:25 | 社名 : 日本パーカライジング株式会社 |
| 部署 : 総合技術研究所 表面技術研究センター |
| 役職・氏名 : センター長 森 和彦 |
| 親水性や防汚性付与を目的とした薄膜コーティングには、光触媒や水溶性樹脂などが使用され、各種建材や熱交換器などに応用されている。これらのコーティングの特徴と応用例、ならびに塗工方法について紹介する。 |
講演4 | 「インクジェット機能性コーティング」 |
13:25-14:10 | 社名 : 大日本スクリーン製造株式会社 |
| 部署 : 技術開発カンパニー システム技術統括部 制御技術部 |
| 役職・氏名 : 担当課長 増尾 純一 |
| インクジェット技術は、家庭用プリンターのみならず、近年産業用プリンターとしてその応用展開が期待され始めている。基本原理・メカニズムを説明し、産業用印刷分野から、プリント配線板やディスプレーパネル等の高精度印刷までの応用事例を紹介し、自動車塗装分野等への展開の可能性を示唆する。 |
休憩(10分間) |
講演5 | 「電子デバイス用スプレーコーティング」 |
14:20-15:10 | 社名 : 旭サナック株式会社 |
| 部署 : NC事業部 |
| 役職・氏名 : 取締役事業部長 宮地 計二 |
| 半導体チップ,フラットパネルディスプレイ等の電子デバイスの製造工程には、多くの成膜,塗布工程が存在する。これらの特殊なコーティングを極少吐出量の精密スプレーで実現する新技術例を紹介する。 |
講演6 | 「3方向スリットノズルガン床下塗装」 |
15:10-16:00 | 社名 : いすゞ自動車株式会社 |
| 部署 : 車両技術部 塗装技術グループ |
| 役職・氏名 : スペシャリスト 田村 吉宣 / 指導職 有田 匡輝 |
| 自動車機能性塗装の代表である床下塗装(遮音、制振‥)の先進工法例として、日本初採用の特殊ガンによるロボット塗装事例を紹介する。また、本工法の応用展開可能性に言及する。 |