主 催  : 日本塗装技術協会
協 賛  : 日本化学会、色材協会、日本塗装工業会、日本防錆技術協会、表面技術協会
       日本自動車車体工業会、日本塗装機械工業会、日本工業塗装協同組合連合会
       日本塗料工業会、日本塗料検査協会、高分子学会、自動車技術会、材料技術研究協会
       静電気学会、日本印刷学会、粉体工学会、日本金属学会、腐食防食学会
       日本建築仕上学会、日本粉体工業技術協会、日本レオロジー学会
       日本油化学会、国際工業塗装高度化推進会議

期  日 : 2019年 11月 1日(金) 10:00〜17:00
会  場 : 日本ペイントホールディングス株式会社 東京事業所 センタービルAホール
        東京都品川区南品川4−1−15
■ アクセスマップ

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* お車でのご来場はご遠慮下さい。

JR京浜東北線「大井町駅」東口より徒歩10分

京浜急行「新馬場駅」南口より徒歩5分



要旨
 2019年版ものづくり白書によれば、我が国の製造業が直面する課題として人材不足と品質管理の在り方が挙げられています。 その中で、我が国は第四次産業革命のさなかにあると言われ、データの活用や技能のデジタル化が競争力維持の方策として取り上げられています。 塗装業界はどのように進んでいるのでしょうか。材料の耐久性の予測、色合わせの課題、ラインの生産安定化のための塗装設備システム、 新しいコンセプトのロボット制御、ティーチング作業の簡略化、塗装に関する解析とモデル化、といった講演を通常より時間を拡大して提供させていただきます。 すぐに効果が求められる課題から長期的な戦略まで、塗装技術で出来ることを共に考えていきたいと存じます。

   日本塗装技術協会 セミナー委員会
   実行委員長 若井 宏平(株式会社クリイノ創研)

プログラム

開会の挨拶とガイダンス    日本塗装技術協会 セミナー委員会
10:10〜11:10 「マルチアングル測色機器の活用と許容幅の算出」
(株)クリイノ創研 代表取締役  若井 宏平
概要:
塗装技術の生産準備の段階において、色の再現だけでなく別工程で塗る部品同士の色合わせに苦労し、多大な工数を費やすことが多くある。塗料の調色や塗装工程の変動要因を制御する技術課題もあるが、この講演では「評価」の課題に着目し、どこまで色を再現すれば良いのか、どのように定量的な目標の設定ができるのかについて述べる。

11:15〜12:15 「MSE試験法による塗膜及び材料の強度や劣化度合いの可視化と予測」
(株)パルメソ 代表取締役 松原 亨
概要:
今までの物性試験では出来なかった材料表面から内部までの連続した強さ分布の取得が可能になった。 開発した技術で、塗膜を含む樹脂材料の劣化度合いの数値化と深さ方向の劣化分布の評価ができる。また、硬くて脆いなどの材料強度の2面性といった特徴を明らかにできる。これらの取得データを駆使した劣化の分析や寿命想定などの事例と今後の可能性について紹介する。

昼食休憩(45分間)
13:00〜13:45  「塗装工程のIoT/AI活用システム」
椛蜍C社 塗装システム事業部 設計開発統括部 技術企画部 副部長 吉岡 秀久
概要:
塗装ラインにおいて、各種生産条件の最適化、品質の安定化を目的に、IoTにより各種センシングデータを収集し、AIを活用して稼働停止の予兆検知や品質不良発生時の要因解析を行うシステム「i-Navistar」を開発したのでこのシステムを紹介する。

13:50〜14:35 「安川電機の新しい取組 i3-Mechatronicsとその実現」
活タ川電機 ロボット事業部 システム技術部 塗装システム技術課 課長 吉野 勝彦
概要:
i3-Mechatronics とはインダストリ4.0に対する安川のソリューションコンセプトです。
integrated【統合的:システム化】、intelligent【知能的: インテリジェント化】innovative【革新的:技術革新による進化】を持つソフトウェアとハードウェアを融合させたソリューションを紹介します。

休憩(15分間)
14:50〜15:50 〜手吹き塗装がそのままロボットプログラムになる〜 「スプレイトレーサ」の紹介
旭サナック株式会社 塗装機械事業部 技術開発部 部長 加藤 雅宏
概要:
多関節の塗装ロボットを活用するにはワーク形状に合わせてティーチングプログラムを作成する必要があり、その熟練者の養成と作業時間の確保が大きな課題となっている。
「スプレイトレーサ」は手吹き塗装の軌跡を読み取ることでティーチングプログラムを自動的に生成できるため、塗装現場の自動化推進を図ることができる。

15:55〜16:55 「数値シミュレーションを用いた塗装に関する解析事例とモデル化手法」
シーメンス株式会社 プリセールス本部 マネージャー 久保 謙治
概要:
本講演では、様々な物理現象の包括的シミュレーションが可能な汎用熱流体解析ソフトウェアSimcenter STAR-CCM+を用いた塗装シミュレーションの解析事例を、動画を交えていくつか紹介し、その背景に存在する最先端のモデル化手法について説明する。

17:00〜18:00 交流会(名刺交換会) 於:2階 食堂 
講師、講演会参加者、セミナー委員
(講師の方が都合により参加頂けない場合もありますので、予めご了承下さい。)

いつもより開始時間が早く、ガイダンスを10:00に開始いたします。ご注意願います。

申込書をこちらからダウンロードして、ご記入のうえ、メール(E-mail: tosou-jimukyoku@jcot.or.jp)に添付してお申し込みください。

[右クリックで保存]→ 申込書ダウンロード


参加要領

参加費(消費税含む):
 日本塗装技術協会 及び協賛学協会 会員16,200円、非会員21,600円、学生参加者3,240円

交流会(名刺交換会):
 講演終了後、講演会会場2階食堂に於いて開催します(無料)。

申込方法:
 申込書にご記入の上、下記申込先へ原則として電子メール添付にてお送り下さい。(FAX可)

申込先:
 一般社団法人日本塗装技術協会 事務局 〒162−0805 東京都新宿区矢来町3番地
       E-mail: tosou-jimukyoku@jcot.or.jp TEL/FAX: 03-6228−1711
 お申込み受け付け次第、参加証と請求書を送付いたします。参加費は下記宛てお振込み下さい。
 (★一般社団法人への移行に伴い2019年度より、銀行口座 支店、番号が変更されていますので
  ご注意願います。また、振込手数料は振込人にてご負担いただきますようお願いいたします。)

振込先:
 郵便振替 00110-9-77544  名義 一般社団法人日本塗装技術協会
 銀行振込 三菱UFJ銀行 神楽坂支店 普通口座 0578987 名義 一般社団法人日本塗装技術協会
 銀行振込 三井住友銀行 飯田橋支店 普通口座 7257841 名義 一般社団法人日本塗装技術協会


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