| 開会の挨拶とガイダンス 日本塗装技術協会 セミナー委員会 |
10:10〜11:10 | 「マルチアングル測色機器の活用と許容幅の算出」 |
| (株)クリイノ創研 代表取締役 若井 宏平 |
| 概要: 塗装技術の生産準備の段階において、色の再現だけでなく別工程で塗る部品同士の色合わせに苦労し、多大な工数を費やすことが多くある。塗料の調色や塗装工程の変動要因を制御する技術課題もあるが、この講演では「評価」の課題に着目し、どこまで色を再現すれば良いのか、どのように定量的な目標の設定ができるのかについて述べる。 |
11:15〜12:15 | 「MSE試験法による塗膜及び材料の強度や劣化度合いの可視化と予測」 |
| (株)パルメソ 代表取締役 松原 亨 |
| 概要: 今までの物性試験では出来なかった材料表面から内部までの連続した強さ分布の取得が可能になった。 開発した技術で、塗膜を含む樹脂材料の劣化度合いの数値化と深さ方向の劣化分布の評価ができる。また、硬くて脆いなどの材料強度の2面性といった特徴を明らかにできる。これらの取得データを駆使した劣化の分析や寿命想定などの事例と今後の可能性について紹介する。 |
昼食休憩(45分間) |
13:00〜13:45 | 「塗装工程のIoT/AI活用システム」 |
| 椛蜍C社 塗装システム事業部 設計開発統括部 技術企画部 副部長 吉岡 秀久 |
| 概要: 塗装ラインにおいて、各種生産条件の最適化、品質の安定化を目的に、IoTにより各種センシングデータを収集し、AIを活用して稼働停止の予兆検知や品質不良発生時の要因解析を行うシステム「i-Navistar」を開発したのでこのシステムを紹介する。 |
13:50〜14:35 | 「安川電機の新しい取組 i3-Mechatronicsとその実現」 |
| 活タ川電機 ロボット事業部 システム技術部 塗装システム技術課 課長 吉野 勝彦 |
| 概要: i3-Mechatronics とはインダストリ4.0に対する安川のソリューションコンセプトです。 integrated【統合的:システム化】、intelligent【知能的: インテリジェント化】innovative【革新的:技術革新による進化】を持つソフトウェアとハードウェアを融合させたソリューションを紹介します。 |
休憩(15分間) |
14:50〜15:50 | 〜手吹き塗装がそのままロボットプログラムになる〜 「スプレイトレーサ」の紹介 |
| 旭サナック株式会社 塗装機械事業部 技術開発部 部長 加藤 雅宏 |
| 概要: 多関節の塗装ロボットを活用するにはワーク形状に合わせてティーチングプログラムを作成する必要があり、その熟練者の養成と作業時間の確保が大きな課題となっている。 「スプレイトレーサ」は手吹き塗装の軌跡を読み取ることでティーチングプログラムを自動的に生成できるため、塗装現場の自動化推進を図ることができる。 |
15:55〜16:55 | 「数値シミュレーションを用いた塗装に関する解析事例とモデル化手法」 |
| シーメンス株式会社 プリセールス本部 マネージャー 久保 謙治 |
| 概要: 本講演では、様々な物理現象の包括的シミュレーションが可能な汎用熱流体解析ソフトウェアSimcenter STAR-CCM+を用いた塗装シミュレーションの解析事例を、動画を交えていくつか紹介し、その背景に存在する最先端のモデル化手法について説明する。 |
17:00〜18:00 | 交流会(名刺交換会) 於:2階 食堂
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