09:50 | 開会の挨拶とガイダンス 日本塗装技術協会 第1回講演会実行委員長 |
10:00〜11:00 (Q&A含む) | 「塗装前処理におけるCO2削減、節水技術の最新動向」 |
No.1 | 日本パーカライジング株式会社 市場統括事業部 自動車統括グループ マネージャー 兒玉 貴裕 |
概要: 近年は地球環境保全が重要課題として定められるようになり、環境を考慮した化成処理が望まれている。りん酸亜鉛に替わり環境負荷を大幅に低減したジルコニウム化成処理の特徴の解説に加え、常温で使用可能な脱脂剤、常温且つ節水効果の高い塗装下地薬剤等の環境対応型薬剤について最新動向を紹介する。 |
休憩(5分) |
11:05〜12:05 (Q&A含む) | 「鋼構造物塗装における環境対応の動向と当社の取り組み」 |
No.2 | 大日本塗料株式会社 構造物塗料事業部 テクニカルサポートグループ グループ長 山内 健一郎 |
概要: 鋼構造物塗装における環境への取り組みとしては、主にVOC排出量の削減である。塗料中のVOC量を大幅に低減した水性塗料の適用や、高耐久材料を適用して塗替周期を延長しVOCの排出機会を減らす方法等がある。 本講演では、これらの材料に関する業界の技術・基準動向とともに、当社の特徴材料を紹介する。 |
昼食休憩(55分間) |
13:00〜14:00 (Q&A含む) | 「環境に貢献するEB照射技術」 |
No.3 | 株式会社NHVコーポレーション EB加工部 京都EBセンター 主任 岡崎 泰三 |
概要: EB(電子線)照射は1960年代より行われてきた技術である。EBのエネルギーが原子の核外電子に直接作用する事から、フィルムの加熱架橋工程や、塗装硬化等加熱工程のエネルギー削減や代替工程として、省エネルギーでSDGsへの貢献に期待がさらに高まってきている。本講演ではEB照射技術の原理、特徴とその実用例を紹介する。 |
休憩(5分) |
14:05〜15:05 (Q&A含む) | 「プラスチック加飾技術の概要と今後の展開」 |
No.4 | MTO技術研究所 所長 桝井 捷平 |
概要: 最初に、フィルム加飾、NSDなどの主要加飾技術の概要を説明し、続いて、SDGs、自動車におけるCASEなど国際的な目標に対応した今後の加飾について、「機能付加加飾」、「塗装代替(塗装レス)加飾」、「植物由来材料使用の加飾」、「軽量化と加飾」、「バイオミティクスを応用した加飾」などを解説する。 |
休憩(5分) |
15:10〜16:10 (Q&A含む) | 「持続可能な社会の実現へ/フィルム加飾技術からのアプローチ」 |
No.5 | 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社 理事 フィルム事業部 事業部長 小林和人 |
概要: 100年に1度の変革期と言われる自動車産業において、加飾の在り方にも変化が求められている。 環境負荷の低減、CASEに伴う機能付与、そして意匠性などだ。これらを満たす技術の一つにフィルム加飾技術があり、本報告ではフィルム加飾工法の概要説明、並びにそれから得られる機能や意匠性、加えて、LCA含めた環境へのアプローチについてもご紹介させて頂く。 |
16:10〜16:15 | 閉会の挨拶と今後のご連絡 |