主 催  : 一般社団法人日本塗装技術協会
協 賛  : (予定)日本化学会、色材協会、日本塗料工業会、日本塗装機械工業会
       高分子学会、日本工業塗装協同組合連合会、日本自動車車体工業会
       日本防錆技術協会、材料技術研究協会、日本レオロジー学会
       日本印刷学会、日本建築仕上学会、日本塗料検査協会、日本油化学会
       腐食防食学会、自動車技術会、静電気学会、日本粉体工業技術協会
       国際工業塗装高度化推進会議、エポキシ樹脂技術協会

期  日 : 2022年 11月 18日(金) 09:50〜16:15
会  場 : オンライン開催(ZOOM) 詳細につきましては後日、参加者に直接連絡いたします。

要旨
 日本塗装技術協会では自動車、建造物、橋梁、家電製品等のあらゆる分野の塗料・塗装に関する技術的な問題を扱う 技術者、研究者に情報交換の場を提供し、我が国のコーティング技術の発展に貢献しています。
 塗料・塗装業界での塗装とその評価における数値化、デジタル化は、品質問題解決、低コスト化、環境負荷低減を 実現する今後の重要なアイテムです。また、更なる競争力強化のためにはDX(デジタルトランスフォーメーション) を加速する必要があります。
 そこで本講演では、画像センシングへのAI活用、視覚的評価技術、塗装欠陥の新たなものさし、塗装ラインのIoT化、 VR空間での塗装シミュレーション等の最先端技術についてご紹介いただきます。また、当日はウエブ上での講演と させていただきますが、口頭での質疑応答を基本にZOOMのQ&Aを利用した質問も可能です。ぜひともこの機会をご活用いただき、 皆様方の今後の発展に役立つものとなれば幸甚に存じます。

セミナー委員会 実行委員長 莊司 浩雅 (日本製鉄(株))

プログラム

09:50 開会の挨拶とガイダンス    日本塗装技術協会 第2回講演会実行委員長
10:00〜11:00
(Q&A含む)
「画像センシングの基盤とAIによる高度化技術」
No.1 慶應義塾大学 理工学部
教授 斎藤 英雄
概要:
本講演では、カメラ等に撮影された物体やシーンに関する様々な情報を計測・認識する「画像センシング」の基本的な方法論について述べる。そして、この10年間に大きく進化を遂げたAIの画像センシングにおける活用事例を紹介し、工業製品等の外観検査・計測技術の高度化に向けた可能性について展望する。

休憩(5分)
11:05〜12:05
(Q&A含む) 
「粉体塗料、自動車内装の総合評価装置spectro2profiler」
No.2 ビックケミー・ジャパン株式会社 ガードナー測定器部
部長 永江 勇二
概要:
粉体塗装や自動車内装のシボの評価において、現状の測色、光沢測定では目視と相関を取る事は出来ない。この問題を解決するためにBYK-Gardner GmbHが開発した新しい測定装置、spectro2profilerを紹介する。

昼食休憩(55分間)
13:00〜14:00
(Q&A含む)
「塗装欠陥見本とその「ものさし」の標準化」
No.3 コニカミノルタ株式会社
外観計測事業推進部
グループリーダー 吉田 龍一
概要:
自動車塗装欠陥の検査機の実用化が始まっている。しかし顧客と検査機メーカーで目合わせをするサンプルは手作りであり、欠陥の大きさは目視が基準である。そこで我々は目的形状に製作可能な「欠陥見本」を考案し、その大きさについて、新たな「ものさし」を提案した。今後、業界に呼びかけて、この標準化を目指している。

休憩(5分)
14:05〜15:05
(Q&A含む)
「塗装ラインのIoT化を実現するBDACSエッジコンピューティング」
No.4 株式会社バルクケミカルズ・ジャパン
代表取締役 手嶋 律夫
概要:
バルクケミカルズ・グループでは20年以上前から顧客の前処理ラインにBDACSと名付けたIoT プロセス管理システムを多数導入している。そのノウハウを生かし、一般的なクラウドコンピューティングではなく独自のエッジコンピューティング手法により、既存の塗装ラインに低予算で IoT 化を実現した事例をご紹介する。

休憩(5分)
15:10〜16:10
(Q&A含む)
「VRシミュレーターによる塗装教育のDXについて」
No.5 株式会社ブロードリーフ 特販部
課長 吉田 幸徳
概要:
人材不足や環境問題への対応は塗装業界においても共通の課題となっており、これらの課題解決に向けた取り組みとしてVRシミュレーターの活用が注目され始めている。「見て覚える」「体で覚える」方法をVRによってデジタル化・数値化することで、技術習得期間短縮と環境負荷軽減を実現する方法を紹介する。

16:10〜16:15 閉会の挨拶と今後のご連絡

★ 各講演の間に5分間程度の休憩時間を設けました。
 (但し質疑応答等で若干時間が変わる場合があります。)
なお質疑応答につきましてはZoomコマンドで「手を上げる」で意思表示をしていただき、運営側が発言許可、講師が音声で回答という進行にさせていただきます。時間内に回答できないものはメール等での対応とさせていただきます。
講師、プログラムの内容が変更になる場合もございます。

申込書をこちらからダウンロードして、ご記入のうえ、
メール(E-mail: tosou-jimukyoku@jcot.or.jp)に添付してお申し込みください。

申込書ダウンロード

参加要領

参加費:
 日本塗装技術協会及び協賛学協会 会員16,500円、非会員22,000円、学生参加者3,300円
(振込手数料は振込人にてご負担いただきますようお願いいたします。)

申込方法:
 申込書にご記入の上、下記申込先へ原則として電子メール添付にてお送り下さい。
 ★お申込み後のキャンセル・返金は 一切お受けできません。
  代理の方の参加をお願いいたします。
 ★申込の前に、Zoomへのアクセスに支障がないことをご確認ください。
 ( http://zoom.us/test

申込先:
 一般社団法人日本塗装技術協会 事務局 〒162−0805 東京都新宿区矢来町3番地
       E-mail: tosou-jimukyoku@jcot.or.jp TEL: 03-6228-1711
 お申込み受け付け次第、ご案内と請求書を送付いたします。
 参加費は下記宛てお振込み下さい。
 (★振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。)

振込先:
 郵便振替 00110-9-77544 名義 一般社団法人日本塗装技術協会
 銀行振込 三菱UFJ銀行 神楽坂支店 普通口座 0578987 名義 一般社団法人日本塗装技術協会
 銀行振込 三井住友銀行 飯田橋支店 普通口座 7257841 名義 一般社団法人日本塗装技術協会


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