09:50 | 開会の挨拶とガイダンス 日本塗装技術協会 第2回講演会実行委員長 |
10:00〜11:00 (Q&A含む) | 「画像センシングの基盤とAIによる高度化技術」 |
No.1 | 慶應義塾大学 理工学部 教授 斎藤 英雄 |
概要: 本講演では、カメラ等に撮影された物体やシーンに関する様々な情報を計測・認識する「画像センシング」の基本的な方法論について述べる。そして、この10年間に大きく進化を遂げたAIの画像センシングにおける活用事例を紹介し、工業製品等の外観検査・計測技術の高度化に向けた可能性について展望する。 |
休憩(5分) |
11:05〜12:05 (Q&A含む) | 「粉体塗料、自動車内装の総合評価装置spectro2profiler」 |
No.2 | ビックケミー・ジャパン株式会社 ガードナー測定器部 部長 永江 勇二 |
概要: 粉体塗装や自動車内装のシボの評価において、現状の測色、光沢測定では目視と相関を取る事は出来ない。この問題を解決するためにBYK-Gardner GmbHが開発した新しい測定装置、spectro2profilerを紹介する。 |
昼食休憩(55分間) |
13:00〜14:00 (Q&A含む) | 「塗装欠陥見本とその「ものさし」の標準化」 |
No.3 | コニカミノルタ株式会社 外観計測事業推進部 グループリーダー 吉田 龍一 |
概要: 自動車塗装欠陥の検査機の実用化が始まっている。しかし顧客と検査機メーカーで目合わせをするサンプルは手作りであり、欠陥の大きさは目視が基準である。そこで我々は目的形状に製作可能な「欠陥見本」を考案し、その大きさについて、新たな「ものさし」を提案した。今後、業界に呼びかけて、この標準化を目指している。 |
休憩(5分) |
14:05〜15:05 (Q&A含む) | 「塗装ラインのIoT化を実現するBDACSエッジコンピューティング」 |
No.4 | 株式会社バルクケミカルズ・ジャパン 代表取締役 手嶋 律夫 |
概要: バルクケミカルズ・グループでは20年以上前から顧客の前処理ラインにBDACSと名付けたIoT プロセス管理システムを多数導入している。そのノウハウを生かし、一般的なクラウドコンピューティングではなく独自のエッジコンピューティング手法により、既存の塗装ラインに低予算で IoT 化を実現した事例をご紹介する。 |
休憩(5分) |
15:10〜16:10 (Q&A含む) | 「VRシミュレーターによる塗装教育のDXについて」 |
No.5 | 株式会社ブロードリーフ 特販部 課長 吉田 幸徳 |
概要: 人材不足や環境問題への対応は塗装業界においても共通の課題となっており、これらの課題解決に向けた取り組みとしてVRシミュレーターの活用が注目され始めている。「見て覚える」「体で覚える」方法をVRによってデジタル化・数値化することで、技術習得期間短縮と環境負荷軽減を実現する方法を紹介する。 |