10:50 | 開会の挨拶とガイダンス 日本塗装技術協会 第3回講演会実行委員長 |
11:00〜12:00 (Q&A含む) | 「水性塗料の技術動向と環境対応への今後の課題」 |
No.1 | 関西ペイント株式会社 研究開発部門 技術開発本部第1部 担当次長 西澤 安明 |
概要: 環境配慮型塗料として、水性塗料は分野を問わず世界的に導入されつつある。 一方、CO2排出量削減の観点から、塗装の省工程システムも進化・拡大している。 本講座では、自動車塗料を中心に水性塗料、省工程システムの具体例について解説する。 |
昼食休憩(60分間) |
13:00〜14:00 (Q&A含む) | 「自動車用少風量ブースの開発」 |
No.2 | 株式会社 大気社 塗装システム事業部 岩切 広志 |
概要: 当社の主力設備である塗装ブース設備稼働によるCO2排出量は、自動車塗装工場全体で排出されるCO2のおよそ50%を占めております。近年高まっている地球環境負荷低減へ貢献できる技術としてブース給気量を削減し、同時にCO2排出量削減可能な少風量ブース「i-LAVB」を開発しました。 |
休憩(5分間) |
14:05〜15:05 (Q&A含む) | 「自動車塗装におけるCO2とVOCを 同時削減するVOC回収技術」 |
No.3 | マツダ株式会社 技術本部 車両技術部 塗装技術グループ マネージャー 河瀬 英一 |
概要: マツダは、クルマのライフサイクル全体でのCO2排出削減に取り組んでいる。今回塗装乾燥工程に関して、燃焼処理を伴わないVOC回収技術を開発し、大気汚染物質の放出ゼロを実現するとともに大幅なCO2削減を達成した。今回開発技術の原理と効果および今後の課題について報告する。 |
休憩(5分) |
15:10〜16:10 (Q&A含む) | 「魅力意匠を維持しつつCO2削減可能なBody/BMPR低温一体塗装」 |
No.4 | 日産自動車株式会社 車両計画・車両要素技術開発本部 車体技術開発部 塗装・防錆技術開発グループ 二又 洸太 |
概要: CO2排出量の低減・削減が地球規模での課題となっている中、2020年 政府から2050年までに温室効果ガス排出量を0にする方針が発表された。そこでCO2排出量0に向けて 塗装焼き付けオーブン由来のCO2排出量削減を進めてきた。本報では, Body/BMPR低温一体塗装の開発、特に魅力意匠を落とさず、約25%のCO2排出量削減出来たため、技術詳細を報告する。 |
16:10〜16:15 | 閉会の挨拶と今後のご連絡 |