主 催  : 一般社団法人日本塗装技術協会
協 賛  : (予定)日本化学会、色材協会、日本塗料工業会、日本塗装機械工業会
       高分子学会、日本工業塗装協同組合連合会、日本自動車車体工業会
       日本防錆技術協会、材料技術研究協会、日本レオロジー学会
       日本印刷学会、日本建築仕上学会、日本塗料検査協会、日本油化学会
       腐食防食学会、自動車技術会、静電気学会、日本粉体工業技術協会
       国際工業塗装高度化推進会議、エポキシ樹脂技術協会

期 日 : 2023年 6月 9日(金) 09:50〜16:15
会 場 : オンライン開催(Zoom) 詳細につきましては後日、参加者に直接連絡いたします。

要旨
 日本塗装技術協会では自動車、建造物、橋梁、家電製品等のあらゆる分野の塗料・塗装に関する技術的な 問題を扱う技術者、研究者に情報交換の場を提供し、我が国のコーティング技術の発展に貢献しています。
 今回の講演会の切り口は工業用塗装ですが、一口に“工業用”と言っても、多種多様な被塗物が存在し、 その目的に合わせた無数の塗料と塗装系が存在しています。これまで、そして今後も生み出される様々な 環境対応技術が、自社にとっても最適解であるかどうかは、導入の対象とするプロセスの要素技術と向き合い ながら見極めていく必要があろうかと思います。
 そのような問いに向き合う、工業用塗装に関わる皆様の一助とすべく、水性化、塗装機の進歩、乾燥炉技術 という3つのトピックでの、実務の最前線でご活躍されている方々からのご講演を企画致しました。
 また、前回と同様に当日はウエブ上での講演とさせていただきますが、口頭での質疑応答を基本にZOOMのQ&Aを 利用した質問も可能です。ぜひともこの機会をご活用いただき、皆様方の今後の発展に役立つものとなれば幸甚に存じます。

セミナー委員会 実行委員長 河野 友浩(日本ペイントコーポレートソリューションズ株式会社)

プログラム

09:50 開会の挨拶とガイダンス  日本塗装技術協会 第1回講演会実行委員長
10:00〜11:00
(Q&A含む)
「東海道新幹線水性塗料の導入」
No.1 東海旅客鉄道株式会社 浜松工場
工場長 杉山 尚之
概要:
JR東海浜松工場では、新幹線車両の検修ラインリニューアル工事(2017完了)に合せ、環境に配慮した塗装の水性化に取り組み、塗料選定、塗装方法及び設備仕様を整理し、検証試験を経て水性塗料を導入した。今回、導入経緯、諸課題の解決について発表する。

休憩(5分)
11:05〜12:05
(Q&A含む) 
「SDGsに対応した自動塗装システムの開発動向」
No.2 旭サナック株式会社 塗装機械事業部
技術開発部 塗装技術センター ソフト開発課
課長 渡邉 将行
概要:
SDGsへの取り組みにおいて、各企業には経済発展のみならず、地球環境改善に繋がる企業活動が求められている。塗装機械メーカーである当社にとっては、環境対策を実現できる塗装機械・システムをお客様に提供することが使命となる。今回、SDGsを切り口とした当社の取り組みについて紹介する。

昼食休憩(55分間)
13:00〜14:00
(Q&A含む)
「効率的乾燥硬化における展望と課題」
No.3 ドライングシステム株式会社 装置開発部
部長 伏見 邦博
概要:
高速乾燥で効率的に乾燥硬化を行うという事は省エネルギー省スペースという観点から見ると時代のニーズに相応していると考える。
実際にはそのメカニズムから効果を得るためには目に見えないキュアリング状況を確認しながら進めて行く必要があり、今回の講演ではそのプロセスをお伝えしながらシステム構築を皆様と目指していきたい。

休憩(5分)
14:05〜15:05
(Q&A含む)
「塗装乾燥分野におけるカーボンニュートラル実現への取組」
No.4 株式会社ヒートエナジーテック 生産統括本部 技術部
部長 藤田 淳一
概要:
塗装乾燥分野での弊社主力製品であるAH-NM型熱風発生装置の水素対応型を東京瓦斯株式会社と共同開発した。他に、水素専焼・混焼バーナーを搭載した熱風発生装置の一般受注についても開始しており、両製品の概要について紹介する。

休憩(5分)
15:10〜16:10
(Q&A含む)
「工業用途におけるインクジェットの現状と将来展望について」
No.5 (株)トライテック
代表取締役 高橋 一義
概要:
工業用途のインクジェットにおいて加飾目的が多く、物性強度アップのためプライマーやトップコートに塗料を使う事で塗料業界様も主要プレーヤーである。本件では、建材、エレクトロニクス、自動車部品の3用途で左記テーマについて動画や図を合わせて、お話させて頂きたい。

16:10〜16:15 閉会の挨拶と今後のご連絡

★ 各講演の間に5分間程度の休憩時間を設けました。
(但し質疑応答等で若干時間が変わる場合があります。)
なお質疑応答につきましてはZoomコマンドで「手を上げる」で意思表示をしていただき、運営側が発言許可、講師が音声で回答という進行にさせていただきます。時間内に回答できないものはメール等での対応とさせていただきます。
講師、プログラムの内容が変更になる場合もございます。

申込書をこちらからダウンロードして、ご記入のうえ、
メール(E-mail: tosou-matoba@jcot.or.jp)に添付してお申し込みください。

申込書ダウンロード

参加要領

参加費:
 日本塗装技術協会及び協賛学協会 会員16,500円、非会員22,000円、学生参加者3,300円
(振込手数料は振込人にてご負担いただきますようお願いいたします。)

申込方法:
 申込書にご記入の上、下記申込先へ原則として電子メール添付にてお送り下さい。
 ★お申込み後のキャンセル・返金は 一切お受けできません。
  代理の方の参加をお願いいたします。
 ★申込の前に、Zoomへのアクセスに支障がないことをご確認ください。
 ( http://zoom.us/test

申込先:
 一般社団法人日本塗装技術協会 事務局 〒162−0805 東京都新宿区矢来町3番地
       E-mail: tosou-matoba@jcot.or.jp TEL: 03-6228-1711
 お申込み受け付け次第、ご案内と請求書を送付いたします。
 参加費は下記宛てお振込み下さい。
 (★振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。)

振込先:
 郵便振替 00110-9-77544 名義 一般社団法人日本塗装技術協会
 銀行振込 三菱UFJ銀行 神楽坂支店 普通口座 0578987 名義 一般社団法人日本塗装技術協会
 銀行振込 三井住友銀行 飯田橋支店 普通口座 7257841 名義 一般社団法人日本塗装技術協会


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