主 催  : 一般社団法人日本塗装技術協会
協 賛  : (予定)日本化学会、色材協会、日本塗料工業会、日本塗装機械工業会
       高分子学会、日本工業塗装協同組合連合会、日本自動車車体工業会
       日本防錆技術協会、材料技術研究協会、日本レオロジー学会
       日本印刷学会、日本建築仕上学会、日本塗料検査協会、日本油化学会
       腐食防食学会、自動車技術会、静電気学会、日本粉体工業技術協会
       国際工業塗装高度化推進会議、エポキシ樹脂技術協会

期日: 2023年 11月17日(金) 09:50〜16:15
会場: オンライン開催(ZOOM) 詳細につきましては後日、参加者に直接ご連絡いたします。

< 要旨 >
 日本塗装技術協会では自動車、建造物、橋梁、家電製品等のあらゆる分野の塗料・塗装に関する技術的な 問題を扱う技術者、研究者に情報交換の場を提供し、我が国のコーティング技術の発展に貢献しています。
 第二回講演会の開催に際して、2015年9月に国連で採択され2030年の達成を目指すSDGs(持続可能な開発目標)は 日本国内においてもその活動内容が企業評価につながるまで注目が高まっています。特に、エネルギー効率の改善、 再生可能エネルギーの活用、枯渇資源である水使用の最小化は製造業界が直面する大きな課題です。これまで最適解 とされた塗料、塗装工程の見直しを迫られるケースもあるではないでしょうか。また、塗装物の寿命に繋がる 塗装検査は資源を有効利用する上で重要です。本講演では『SDGsに向けた国内外の塗料・塗装技術と周辺動向』と題して、 塗料業界、塗装設備の最新動向、塗装工程内での水資源の循環活用、塗料リサイクルおよび、FROSIO塗装検査員 認定制度など幅広い分野からご講演頂きます。本講演が皆様方の課題解決の一助になれば幸甚に存じます。
 また、前回と同様に当日はウエブ上での講演とさせていただきますが、口頭での質疑応答を基本にZOOMのQ&Aを 利用した質問も可能です。ぜひともこの機会をご活用いただき、皆様方の今後の発展に役立つものとなれば幸甚に存じます。

セミナー委員会 実行委員長 吉田 誠二(日本パーカライジング株式会社)

プログラム
講師の方の敬称は略させていただきます。

09:50 開会の挨拶とガイダンス  日本塗装技術協会 第2回講演会実行委員長
10:00〜11:00
(Q&A含む)
「塗料における欧州の最新動向について」
No.1 ビックケミー・ジャパン株式会社
塗料添加剤部
課長 桜木 啓介
概要:
経済発展のみならずサステナビリティにも焦点を当てた企業活動がグローバル規模で必要となっており、塗料業界においても、地球環境保護に対する様々な活動が実施されてきています。今回、欧州の塗料業界における、環境保護や塗料・塗膜への要求事項の最近の動向について、当社の取り組み事例を交えて紹介します。

休憩(5分間)
11:05〜12:05
(Q&A含む) 
「FROSIO塗装検査員認定制度のご紹介」
No.2 株式会社日本ピーエッチバリュー
代表取締役 結城 吾郎
概要:
海外では様々な塗装検査員の教育と認定制度が存在し、品質検査をはじめ、各種プロジェクトでは、資格のある塗装検査員の起用が必須と言っても過言ではなく、日本国内でも要求される案件が確実に増加している。なかでも高い評価と信頼を得ているFROSIO認定検査員資格の教育と認定制度について、その必要性と併せてご紹介する。

昼食休憩(55分間)
13:00〜14:00
(Q&A含む)
「塗装工程および純水製造工程の環境ソリューション」
No.3 栗田工業株式会社
産業・社会インフラ本部 齋藤 梨絵
イノベーション本部 進邦 周子
概要:
当社はお客様における環境問題の解決をサポートすべく、水資源問題の解決や廃棄物の削減等を軸にソリューションを提供している。
今回は前処理・電着工程のブツ削減システム、塗装ブース循環水処理包括プログラム、純水供給システム、RO膜装置の最適運転ソリューション等を説明する。

休憩(5分間)
14:05〜15:05
(Q&A含む)
「微生物による廃塗料の資源化技術」
No.4 一般財団法人 Inbound Japan 所属 微生物応用研究所
主幹 宮崎 利久
概要:
微生物の分解能力を応用した廃塗料の資源化技術を確立した。今回はホンダ技研における肥料化技術、日産自動車における微生物製剤化技術及び分解菌の製造、菌の同定に至るプロセスを報告する。そして、廃塗料の資源化による温室効果ガス(GHG)排出量の削減への貢献度についても言及したい。

休憩(5分間)
15:10〜16:10
(Q&A含む)
「Durrの自動車塗装コンセプトと設備・アプリケーションについて」
No.5 デュル・ジャパン株式会社
代表取締役社長 佐藤 文勇
概要:
自動車業界の塗装においては、EV化、環境対策、デザイン塗装、効率化、柔軟性、デジタル化など、かつてないスピードで変化が求められています。
これからの塗装工場に求められるターンキーコンセプト、そして先進設備、アプリケーション、ソリューションの概要についてご紹介します。

16:10〜16:15 閉会の挨拶と今後のご連絡

★ 各講演の間に5分間程度の休憩時間を設けました。
(但し質疑応答等で若干時間が変わる場合があります。)
なお質疑応答につきましてはZoomコマンドで「手を上げる」で意思表示をしていただき、運営側が発言許可、講師が音声で回答という進行にさせていただきます。時間内に回答できないものはメール等での対応とさせていただきます。
講師、プログラムの内容が変更になる場合もございます。

参加要領
 ★申込の前に、Zoomへのアクセスに支障がないことをご確認ください。
 ( http://zoom.us/test

 オンライン申し込みフォームでお申し込みください(次のURLにログイン)
  https://forms.gle/CfmLk16GUej7Y5hE9


 こちらのQRコードからもお申し込みできます。
 


参加費:
 日本塗装技術協会及び協賛学協会 会員16,500円、非会員22,000円、学生参加者3,300円
(振込手数料は振込人にてご負担いただきますようお願いいたします。)
 ★お申込み後のキャンセル・返金は 一切お受けできません。
  代理の方の参加をお願いいたします。
  欠席の方には資料を送付し、出席と替えさせていただきます。

振 込:
 開催日までに下記口座にお振込みください
(期日に間に合わない場合はご連絡をお願いいたします)

振込先:
 郵便振替 00110-9-77544 名義 一般社団法人日本塗装技術協会
 銀行振込 三井住友銀行 飯田橋支店 普通口座 7257841 名義 一般社団法人日本塗装技術協会

お問い合わせ先:
 一般社団法人日本塗装技術協会 事務局 〒162−0805 東京都新宿区矢来町3番地
       E-mail: tosou-matoba@jcot.or.jp TEL: 03-6228-1711
 お申込み受け付け次第、ご案内と請求書を送付いたします。


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