主 催 : 一般社団法人日本塗装技術協会
協 賛 : (予定)日本化学会、色材協会、日本塗料工業会、日本塗装機械工業会
高分子学会、日本工業塗装協同組合連合会、日本自動車車体工業会
日本防錆技術協会、材料技術研究協会、日本レオロジー学会
日本印刷学会、日本建築仕上学会、日本塗料検査協会、日本油化学会
腐食防食学会、自動車技術会、静電気学会、日本粉体工業技術協会
国際工業塗装高度化推進会議、エポキシ樹脂技術協会
期日: 2024年 2月 9日(金) 09:50~16:25
会場: 日本ペイントホールディングス株式会社 東京事業所 センタービル1Fホール
(東京都品川区南品川4-1-15)
< 要旨 >
日本塗装技術協会では自動車、建造物、橋梁、家電製品等のあらゆる分野の塗料・塗装に関する技術的な問題を扱う
技術者、研究者に情報交換の場を提供し、我が国のコーティング技術の発展に貢献しています。
近年、世界的にカーボンニュートラル達成が注目されている中、各企業はその実現に向けた取り組みを行っています。
第3回講演会は、例年、自動車塗装に特化したテーマとしており、今回は、カーボンニュートラルの実現に最前線で取り組んで
おられる方々を講師に招き、ご講演頂きます。
自動車製造における塗装工程でのC02排出量及びVOC排出量の低減は、重要な課題であり、一企業単独では難しい技術課題となっております。
そのような状況下で国内各自動車メーカーが一体となった活動ができるように日本塗装技術協会の中にCN研究会を発足しましたので、
活動内容についてご紹介頂きます。また、塗料メーカー、塗装機器メーカーの視点からもカーボンニュートラルに向けた取り組みをご紹介頂きます。
本講演が皆様の課題解決の一助になりましたら幸いです。
セミナー委員会 実行委員長 二宮 良成(アネスト岩田株式会社) |
プログラム
講師の方の敬称は略させていただきます。
09:50 | 開会の挨拶とガイダンス 日本塗装技術協会 第3回講演会実行委員長 |
10:00~11:00 (Q&A含む) | 「我が国企業のVOC排出抑制の取組とカーボンニュートラルへの対応」 |
No.1 | 経済産業省 関東経済産業局 環境・資源循環経済課 課長補佐 窪木 健二 |
概要: 我が国自動車業界を初めとする塗装業界におけるVOC排出抑制の取組について調査を行った。今回、これまでの当局におけるVOC排出抑制セミナーの実施の状況と参加企業のうちアンケートに回答した企業の取組について報告する。 |
休憩(10分間) |
11:10~12:10 (Q&A含む) | 「自動車塗装CN研究会での取組み活動の紹介」 |
No.2 | 自動車塗装CN研究会 トヨタ自動車株式会社 高岡工場塗装成形製造技術部CN推進室 光﨑 守 |
概要: 世界的にカーボンニュートラル(CN)達成が注目をされている中、自動車塗装工場においてもCO2低減は不可欠な課題であり、一社単独では極めて難しい技術課題であります。そんな状況下で国内各自動車メーカーが一体となった活動ができるように協会の中に研究会を発足させたので、その研究会での活動について紹介する。 |
昼食休憩(50分間) |
13:00~14:00 (Q&A含む) | 「塗装工場における環境対応への材料技術の課題と考え方」 |
No.3 | 株式会社 本田技術研究所 材料研究センター リジェネラティブ研究室 サステナブル材料ブロック チーフエンジニア 近藤 益雄 |
概要: 地球環境におけるCO2排出量の削減は最重要課題である。自動車塗装工場のCN化を早期に実現する為には塗料や塗装プロセスの変更などの対策が必要である。これら推進においてはLC-CO2(Scope1/2/3)の関連性を理解しつつ最適なCO2削減技術の開発が必要であり、その課題と対応の考え方について報告する。 |
休憩(10分間) |
14:10~15:10 (Q&A含む) | 「環境配慮型塗料開発への取り組み」 |
No.4 | 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社 R&DI本部 副本部長 岩越 あや子 |
概要: 環境負荷低減の重要性が増す中、自動車塗装業界でもカーボンニュートラルを目指す動きがますます加速している。特に、水性塗装系の省工程システム進化に向けた取り組みが活性化されるとともに、スプレー塗装代替技術開拓に向けた取り組みも進んでいる。本講座では、これらの技術動向について紹介する。 |
休憩(10分間) |
15:20~16:20 (Q&A含む) | 「塗装工場のカーボンニュートラル化に貢献できる,ベル型静電塗装機を用いた塗着効率の向上策」 |
No.5 | ABB株式会社 ロボティクス&ディスクリート・オートメーション事業本部 塗装機器生産プラットフォーム事業部 研究開発グループ シニアエンジニア 寺田 勝 |
概要: 塗装工場のカーボンニュートラル化に向けて、塗布装置として貢献できる事の一つは塗着効率の向上であり、ここ数年間で様々な取り組みが行われはじめている。本講演では、従来のベル型静電塗装機を用いることにより、既存の生産性は維持しつつ、最小限の投資で実現できる塗着効率の向上策について、当社の取り組み例に紹介する。 |
16:20~16:25 | 閉会の挨拶と今後のご連絡 |
★ 各講演の間に10分間程度の休憩時間を設けました。
(但し質疑応答等で若干時間が変わる場合があります。)
講師、プログラムの内容が変更になる場合もございます。
参加要領
オンライン申し込みフォームでお申し込みください(次のURLにログイン)
https://forms.gle/BuaVoJHy1F8PpjGJA
こちらのQRコードからもお申し込みできます。
参加費:
日本塗装技術協会及び協賛学協会 会員16,500円、非会員22,000円、学生参加者3,300円
(振込手数料は振込人にてご負担いただきますようお願いいたします。)
★お申込み後のキャンセル・返金は 一切お受けできません。
代理の方の参加をお願いいたします。
欠席の方には資料を送付し、出席と替えさせていただきます。
振 込:
開催日までに下記口座にお振込みください
(期日に間に合わない場合はご連絡をお願いいたします)
振込先:
郵便振替 00110-9-77544 名義 一般社団法人日本塗装技術協会
銀行振込 三井住友銀行 飯田橋支店 普通口座 7257841 名義 一般社団法人日本塗装技術協会
お問い合わせ先:
一般社団法人日本塗装技術協会 事務局 〒162-0805 東京都新宿区矢来町3番地
E-mail: tosou-matoba@jcot.or.jp TEL: 03-6228-1711
お申込み受け付け次第、ご案内と請求書を送付いたします。