主 催  : 一般社団法人日本塗装技術協会
協 賛  : (予定)日本化学会、色材協会、日本塗料工業会、日本塗装機械工業会
       高分子学会、日本工業塗装協同組合連合会、日本自動車車体工業会
       日本防錆技術協会、材料技術研究協会、日本レオロジー学会
       日本印刷学会、日本建築仕上学会、日本塗料検査協会、日本油化学会
       腐食防食学会、自動車技術会、静電気学会、日本粉体工業技術協会
       国際工業塗装高度化推進会議、エポキシ樹脂技術協会

期日: 2024年 10月25日(金) 09:45〜16:20
会場: オンライン(ZOOMウェビナー)

< 要旨 >
 日本塗装技術協会では自動車、建造物、橋梁、家電製品等のあらゆる分野の塗料・塗装に関する技術的な問題を扱う 技術者、研究者に情報交換の場を提供し、我が国のコーティング技術の発展に貢献しています。
 2024年度第2回講演会は、防錆、防食、耐候性など耐久性評価に特化したテーマとし、基礎研究から実塗装・現場に 関わる幅広い分野において最前線で取り組んでおられる方々を講師に招き、ご講演頂きます。
 様々な手法を活用して腐食を防ぎ、また鉄および塗膜の長期耐久性を向上させることは、我々が目指すカーボンニュートラル、 サステナブルな社会構築に不可欠な技術と考えます。これらを実現していくための最前線の取り組みをご紹介頂きます。
 本講演が皆様の課題解決の一助になりましたら幸いです。

セミナー委員会 実行委員長 中岡 豊人(関西ペイント株式会社)

プログラム
講師の方の敬称は略させていただきます。

09:45 開会の挨拶とガイダンス  日本塗装技術協会 第2回講演会実行委員長
09:55〜10:55
(Q&A含む)
「鉄鋼を守るさびの科学とデザイン」
No.1 株式会社 京都マテリアルズ 代表取締役
山下 正人
概要:
インフラ構造物を構成する鉄鋼材料は腐食しやすく、塗装により防食されることが多い。しかし、一旦腐食が始まると腐食をさらに加速するさび層が形成するため、塗膜は加速度的に劣化する。本講演では、“さびの科学”に基づいたさび層特性の理解と、それらを応用しさび層の防食性を高める“さびのデザイン”を紹介する。

休憩(5分間)
11:00〜12:00
(Q&A含む) 
「高耐食性めっきと耐食性に優れるクロメートフリープレコート鋼板」
No.2 日本製鉄株式会社 技術開発本部 鉄鋼研究所
表面処理研究部 部長
植田 浩平
概要:
表面処理鋼板分野においては、めっきの高耐食化が進んでいる。特に2000年頃から、ZnめっきにAlとMgを添加したZn-Al-Mg合金めっき鋼板の開発が進められている。そこで、本講演においては、耐食性に優れるZn-Al-Mg合金めっき鋼板について解説し、更にはこれらを原板に用いたクロメートフリープレコート鋼板(塗装鋼板)の耐食性について述べる。

昼食休憩(60分間)
13:00〜14:00
(Q&A含む)
「自己修復性塗膜の開発とこれによる金属の防食」
No.3 旭川工業高等専門学校
物質化学工学科 准教授
千葉 誠
概要:
種々機構により自己修復性を付与した金属防食用塗膜の開発とこれによる金属材料の高耐食性化に関する研究について講演する。

休憩(5分間)
14:05〜15:05
(Q&A含む)
「インピーダンス測定による塗膜劣化挙動モニタリング」
No.4 株式会社 シュリンクス
西條 康彦
概要:
インピーダンス測定は塗膜の劣化評価方法として古くから研究が行われており,その有効性が認められている.多くの場合,定期的に塗膜の劣化状態を把握し余寿命診断に活用されている。本講演では,塗膜劣化挙動をリアルタイムにモニタリング可能なセンサとインピーダンス測定原理について概説する。

休憩(5分間)
15:10〜16:10
(Q&A含む)
「市場再現性の高い促進耐候性試験方法の開発」
No.5 関西ペイント株式会社 開発・調達部門
技術開発本部開発試験部 上級研究員
松田 健
概要:
光/水/熱は屋外暴露における材料劣化の3大負荷因子だが、酸/塩/ダスト等の汚染物質の影響も大きいことから、汚染負荷とキセノン促進試験による光照射を複合化した新しい促進耐候性試験法を考案した。第39回塗料・塗装研究発表会の内容を元に、屋外暴露での材料劣化における汚染物質の影響について解説する。

16:10〜16:20 閉会の挨拶と今後のご連絡

★ 各講演の間に5分間程度の休憩時間を設けました。
(但し質疑応答等で若干時間が変わる場合があります。)
講師、プログラムの内容が変更になる場合もございます。

参加要領

★申込の前に、Zoomへのアクセスに支障がないことをご確認ください。
  http://zoom.us/test

 オンライン申し込みフォームでお申し込みください(次のURLにログイン)
  https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd8OwPkMr8QJlEsnxeYWRGAuBQS0A97jow69Y-nMYsiLGSJfw/viewform?usp=sf_link


 こちらのQRコードからもお申し込みできます。
 


参加費:
 日本塗装技術協会及び協賛学協会 会員16,500円、非会員22,000円、学生参加者3,300円
(振込手数料は振込人にてご負担いただきますようお願いいたします。)
 ★お申込み後のキャンセル・返金は 一切お受けできません。
  代理の方の参加をお願いいたします。
  欠席の方には資料を送付し、出席と替えさせていただきます。

振 込:
 開催日までに下記口座にお振込みください
(期日に間に合わない場合はご連絡をお願いいたします)

振込先:
 郵便振替 00110-9-77544 名義 一般社団法人日本塗装技術協会
 銀行振込 三井住友銀行 飯田橋支店 普通口座 7257841 名義 一般社団法人日本塗装技術協会

お問い合わせ先:
 一般社団法人日本塗装技術協会 事務局 〒162−0805 東京都新宿区矢来町3番地
       E-mail: tosou-matoba@jcot.or.jp TEL: 03-6228-1711
 お申込み受け付け次第、ご案内と請求書を送付いたします。


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