10:20〜10:30 | 開会の挨拶とガイダンス 日本塗装技術協会 セミナー委員会 |
10:30〜11:30 | 「次世代自動車の材料転換〜量産自動車構造部へのCFRP採用〜」 |
| 山根健オフィス 代表(BMW Japan Corp.前技術顧問) |
| 山根 健 |
| アウトライン : 次世代自動車に求められている重要課題として二酸化炭素排出の大幅な削減による持続可能なモビリティの実現があり、その手段の一つとして広義のパワートレインの電動化が挙げられている。こうした変化に対応して車両の大幅な軽量化と車両構造の変更や材料の転換が必要とされている。BMWでは電気自動車の量産を開始するにあたり、車体構造部にCFRPを採用することし、CFRP車体量産にかかわるシステムや製造技術の開発を行った。 |
11:35〜12:35 | 「モーターショー調査及び塗装技術動向からみる自動車加飾トレンド」 |
| 関西ペイント 株式会社 |
| R&D本部 CD研究所第2部 部長 吉田 耕 |
| アウトライン : 各国のモーターショーにおける独自の意匠表現は自動車における塗色開発のトレンドを先取りしたものが多く見受けられる。今回その経年動向から新規意匠の方向性を調査した結果および昨今の塗装技術における意匠開発について報告する。 |
昼食休憩(50分間) |
13:25〜14:25 | 「自動車外装への新しい提案」 |
| 布施真空 株式会社 |
| 代表取締役 三浦 高行 |
| アウトライン : 真空成形法から誕生した3次元表面加飾工法「TOM工法」は自動車内装品の新しい工法として広く採用されるに至っているが、さらに此の工法を進化させ自動車外装加飾(塗装代替)への応用を目標とした「Neo-TOM工法」について解説する。 |
14:30〜15:30 | 「自動車材料の軽量化に伴う塗装前処理技術の変遷」 |
| 日本パーカライジング 株式会社 |
| 総合研究所第二研究センター 研究員 鈴木聡一郎 |
| アウトライン : 世界的なCO2排出量規制を受け、自動車メーカーは軽量化素材の採用を拡大している。自動車材料の変遷に伴い、塗装前処理がどの様に変わってきたか紹介するとともに昨今の軽量化素材への表面処理について説明する。 |
休憩(15分間) |
15:45〜16:45 | 「Dress-Formation〈新型コペン塗装について〉」 |
| ダイハツ工業 株式会社 |
| 生産支援部第2プロジェクト室 副主任 辨天 克典 |
| アウトライン : 2014年6月に発売致しました新型「コペン」は骨格に樹脂外板を取り付けるという構造で、意匠に自由度をもつ仕様となっております。これを実現する為の生産工程、設備、品質造り込みについてご紹介いたします。 |
17:00〜18:00 | 交流会(名刺交換会) 於:2階 食堂 講師、講演会参加者、セミナー委員 |