10:20〜10:30 | 開会の挨拶とガイダンス 日本塗装技術協会 セミナー委員会 |
10:30〜11:30 | 「大型スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を使った最先端気象予測シミュレーション」 |
| 海洋研究開発機構 地球情報基盤センター |
| 地球シミュレーション総合研究開発グループ 大西 領 様 |
| アウトライン : 地球上で見られる気象・海象現象は、数千〜1万kmに渡り海水温が上昇するエルニーニョ現象から、数百?数十m程度の大きさの竜巻やビル風など、様々な大きさの構造を持っています。こうした大きさの異なる気象・海象現象を扱うことができる最先端コンピュータシミュレーションによる最新の研究や、気象・海象現象の再現とそのメカニズムについてご紹介します。 |
11:35〜12:35 | 「最新の格子ボルツマン法CFDによる流体解析の紹介」 |
| 株式会社電通国際情報サービス |
| オートモーティブ事業部 ソリューション企画部 マーケティングG 遠藤 正司 様 |
| アウトライン : 最新の格子ボルツマン法による流体解析、特に水、オイルなどの自由表面を持つ液体と空気を含む二相流の解析事例を紹介いたします。 本セッションでは、スペインのNEXT LIMIT DYNAMICS社で開発された格子ボルツマン法による流体ソフトウェアXFLOWの概要と、自動車の車体、エンジン、ミッションなどへの適用事例を説明させていただきます。 |
昼食休憩(60分間) 展示機器・デモ |
13:35〜14:35 | 「塗装シミュレーション技術の紹介」 |
| 株式会社電通国際情報サービス |
| グローバル事業推進部 部長 西村 浩行 様 |
| アウトライン : 近年、自動車の付加価値向上の取組として塗装品質の向上に向けてシミュレーション技術やVR(Virtual Reality)技術等、IT技術の適用が進んでおります。 本セッションでは、当社のVR技術と、塗装品質の事前評価の取組としての塗装シミュレータ(SPT3D)の紹介を行います。 塗装シミュレータは、ロボットならびに手吹き塗装における膜厚分布や塗装困難個所を、製品ができる前に事前評価する技術です。 |
展示機器・デモ、休憩(30分間) |
15:05〜15:35 | 「スプレーガン開発におけるCFD(数値流体力学)の活用」 |
| (株)明治機械製作所 岡山工場 |
| ゼロ事業 主任 吉野 和彦 様 |
| アウトライン : スプレーガンの開発にはスプレー現象の把握が必要ではあるが、空気は音速で噴出し無色であり、噴霧する粒子径は数十μmと小さいため、測定機器で可視化・数値化を行うのは極めて困難な作業になります。 その問題を解決する方法として、CFDを使用しスプレー現象の可視化・数値化を試みた事例を紹介いたします。 |
15:45〜16:45 | 「塗膜劣化の評価と判定技術の可能性」 |
| 大日本塗料(株) 研究部 第一グループ |
| 防食技術チーム 課長 岩瀬 嘉之 様 |
| アウトライン : 多くの鋼橋やプラント設備などは建設からの供用期間が長くなり、補修が急務となっています。補修においては塗膜の劣化を適切に理解すると共に、旧塗膜の健全性を如何に評価し、判定できるかが重要となります。その技術についての現状と今後の可能性を解説します。 |
17:00〜18:00 | 交流会(名刺交換会) 於:2階 食堂
講師、講演会参加者、セミナー委員 |