主 催  : 日本塗装技術協会
協 賛  : 日本化学会、色材協会、日本塗料工業会、日本防錆技術協会、表面技術協会
       日本自動車車体工業会、高分子学会、日本塗装機械工業会、日本工業塗装協同組合連合会
       日本塗装工業会、日本塗料検査協会、自動車技術会、材料技術研究協会
       静電気学会、日本印刷学会、日本金属学会、日本建築学会、国際工業塗装高度化推進会議
       日本建築仕上学会、日本粉体工業技術協会、日本レオロジー学会、腐食防食学会
       日本油化学会、粉体工学会

期  日 : 平成30年 6月22日(金) 10:20〜16:40
会  場 : 日本ペイントホールディングス株式会社 東京事業所 センタービルAホール
        東京都品川区南品川4−1−15
■ アクセスマップ



* お車でのご来場はご遠慮下さい。

JR京浜東北線「大井町駅」東口より徒歩10分

京浜急行「新馬場駅」南口より徒歩5分

要旨
 皆様におかれましては、塗装に関わる改善に日々取り組まれていることと思います。同時に塗装における塗料及び塗装機器・設備の新技術も日進月歩であり、このような新技術は生産性向上に結びつくことは当然のこと、環境負荷低減の役割も果しております。今回は、IT、VR(バーチャルリアリティ)を用いた塗装技術の解析、作業性を向上させる外壁塗装の新工法、環境負荷低減と省エネルギーを実現した革新的な技術を演題と致しました。実際に導入された事例をご紹介し、塗装の進歩を実感していただきたいと思います。
 今回の講演をお聴きになることで皆様の改善取り組みの実現に繋がるヒントを得ていただけましたら幸いです。

   日本塗装技術協会 セミナー委員会
   実行委員長 小林 一弘(アネスト岩田株式会社)

プログラム

10:20〜10:30 開会の挨拶とガイダンス    日本塗装技術協会 セミナー委員会
10:30〜11:30 「造船塗装技能教育の加速化、効率的な塗膜検査技術に関する取り組み」
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海上技術安全研究所
主任研究員 藤本 修平
アウトライン :
従来は見様見真似で行われてきた造船塗装の技能教育の加速化を目的とした、3D-VRシミュレータを用いた技能研修プログラム開発について述べる。また、広い面積の塗膜検査を効率的に行う手法の研究について解説する。

11:35〜12:25 「回転塗装ロボットの自動ティーチングに向けた開発」
タクボエンジニリング株式会社
技術本部 設計開発部
シニアマネージャー 小島 光
アウトライン :
回転塗装専用ロボット「スワン」を中心に、段階的に進めている自動ティーチングへ向けた開発を紹介する。ガン先から吐出される塗料ミストが気流の影響をどのように受けて、またどのようにワークに付着していくか、流体解析技術を用いた回転塗装の可視化についても紹介する。

昼食休憩(60分間)
13:25〜14:15  「カーテンウォール改修工事向けローラー塗装用メタリック塗料」
大日本塗料株式会社 建築塗料事業部
テクニカルサポートグループ
チームリーダー 櫻田将至
アウトライン :
アルミカーテンウォールを用いた建築物外壁では、高意匠性が要求されるケースが多い。高意匠なメタリック塗膜を得るにはスプレー塗装が必須であるが、現地塗装の改修工事ではローラー塗装が主流である。そこで、塗装方法に限定されないメタリック配向技術の開発について、メタリック配向性などの検討経緯、実際の塗装事例を交えて報告する。

14:20〜15:00 「湿潤面に塗装可能な外壁塗替え用水性下地調整材」
関西ペイント株式会社 汎用塗料本部
第2建設塗料部
東 徹也
アウトライン :
雨天時に外装塗替え工事は行わないことが常識であり、年間降雨日が多い日本において、工期は天候に左右され、塗装作業の生産性を低下させる。湿潤面への塗装が招く不具合、湿潤面への塗装を可能にするメカニズム、工期に対する生産性への貢献について、実例を交えて紹介する。

休憩(15分間)
15:15〜15:55 「自動車塗装工場の水処理における環境負荷低減と省エネルギー」
栗田工業株式会社
技術サービス一部 自動車推進課
有元 雄太
アウトライン :
自動車塗装工場のブース循環水処理の重要性と、余剰塗料の処理適正化が環境負荷低減に結びつくことを説明する。またブース空調(ボイラ、冷凍機等)のユーティリティの省エネルギーについても紹介する。

16:00〜16:40 「塗装工程における排気リサイクルによる省エネ取り組み」
アイシン精機株式会社
PE・環境推進部
大橋 徳生
アウトライン :
塗装排気ガスを、VOC濃縮装置と3段方式のフィルタの導入する事で、“排気中の塗装カスとVOC成分を除去し、排気を空調用にリサイクル利用できる”システムの開発に成功した。新システム導入で大型塗装ライン1ライン分の省エネルギー削減効果にあたる52%減(原油換算275kL削減)と、VOC90%減(95t削減)を達成した取り組みを紹介する。

17:00〜18:00 交流会(名刺交換会)
於:2階 食堂 
講師、講演会参加者、セミナー委員
(講師の方が都合により参加頂けない場合もありますので、予めご了承下さい。)
申込書をこちらからダウンロードして、ご記入のうえ、E-mailに添付してお申し込みください。


[右クリックで保存]→ 申込書ダウンロード


参加要領

参加費: 主催、協賛学協会会員16,200円、非会員21,600円、学生参加者3,240円
     お申し込み受け付け次第、参加証と請求書をお届けします。
     「満席となり申込を締切る場合もございますので、お早目の申込をお願い致します。」
     参加費は下記宛にお振り込み下さい。

交流会(名刺交換会): 講演終了後に講演会会場2階食堂に於いて開催します(無料)。

申込方法: 下記申込書にご記入の上、下記申込先に送付下さい。 (FAXも可です。)

申込先: 日本塗装技術協会 事務局 〒162−0805 東京都新宿区矢来町3番地
       TEL/FAX: 03-6228−1711 E-mail: tosou-jimukyoku@jcot.gr.jp

振込先: 郵便振替 00110-9-77544  名義 日本塗装技術協会 (できるだけ郵便振替にてお願い致します)
      銀行振込 三菱東京UFJ銀行大伝馬町支店 普通口座 4486552 名義 日本塗装技術協会
      銀行振込 三井住友銀行人形町支店      普通口座  384641 名義 日本塗装技術協会


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