10:20〜10:30 | 開会の挨拶とガイダンス 日本塗装技術協会 セミナー委員会 |
10:30〜11:30 | 特別講演 「微粒子の機能構築と界面制御技術」 |
| 東京理科大学名誉教授 小石眞純 |
| アウトライン : 「微粒子設計」はミクロ・ナノ粒子また無機・有機・金属・高分子などの素材により異なるが、今回は機能構築と界面制御技術による有効な物性付与・評価例を中心に、塗料・塗装との関連性を含めて紹介する。 |
11:35〜12:35 | 「結晶セルロースによる水系塗料の安定化」 |
| 旭化成株式会社 高機能マテリアルズ事業本部 |
| 添加剤事業部 セオラス技術開発部 |
| 食品・工業グループ グループ長 山崎 有亮 |
| アウトライン : 結晶セルロースは、水中で微粒子に分散し、密なネットワーク構造を形成し、低粘度で高い懸濁安定性、チキソトロピー性等の特性を呈する。水系塗料では顔料の分散性・塗工性の向上が期待できる。基礎物性・応用例について紹介する。 |
昼食休憩(50分間) |
13:25〜14:15 | 「エアスプレーガンにおける微粒化制御方法」 |
| アネスト岩田株式会社 コーティング開発部 |
| コーティングイノベーションチーム |
| チームリーダー 諸星 敦之 |
| アウトライン : 100年以上の長い歴史を持つエアスプレーガンが未だに塗装工程の第一線で使用されている。 基本的な構造は変わらないが、汎用、HVLP、Vスリット方式など、様々な霧化頭が開発されてきた。 これらの特徴について紹介する。 |
14:20〜15:00 | 「二層分離形複合樹脂粉体塗料の開発」 |
| 大日本塗料株式会社 金属焼付塗料事業部 |
| テクニカルサポートグループ |
| チームリーダー 木口忠広 |
| アウトライン : 下地基材への高い付着性および優れた耐候性の両立を目的に、硬化塗膜の表層がふっ素樹脂、下層がポリエステルで構成される二層分離形複合樹脂粉体塗料の検討経緯について紹介する。 |
休憩(15分間) |
15:15〜16:05 | 「粉体原色調色システムによる小ロット、短納期対応の実現と環境負荷低減へのアプローチ」 |
| 日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社 |
| 第二塗料事業本部 事業推進部 GIMプロジェクト |
| マネージャー 石母田 佳和 |
| アウトライン : 粉体塗料は生産設備の都合で小ロット、短納期対応には適していないとされるが、溶剤系塗料と同じようなCCM(コンピューターカラーマッチング)を兼ね備えた粉体原色調色システムの開発により「1kg〜、2時間以内」を実現した。本講演では、塗装技術の視点を加えてその制御技術と実例について紹介する。 |
16:10〜17:00 | 「粉体塗装機器、関連システムの最新技術動向」 |
| 旭サナック株式会社 塗装機械事業部 |
| 技術開発部 |
| 次長 蜩c 建三 |
| アウトライン : 塗料使用量削減と優れた仕上がりを両立するデュアル電界方式を採用した粉体静電ガン、および従来の色替え時間を約1/2に短縮可能な高速粉体色替塗装システムについて、導入事例を交えて解説する。さらに新開発の3D形状認識自動粉体塗装システムの特長についても紹介する。 |
17:15〜18:15 | 交流会(名刺交換会) 於:2階 食堂 |